地域活性化起業人及び地域おこし協力隊員の活動内容について

更新日:2026年07月09日

地域活性化起業人&協力隊の日々

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第39回: 6か月、二つの実りby ジェイド

2026年7月8日 10:00

ダイバーシティ・インストラクターとしての活動を始めてから約6ヶ月が経ち、私のまわりにポジティブな変化が見られることを、心から嬉しく思っています。半年という時間は短いものですが、すでに私にとって、いつも感謝の気持ちと共に振り返るような素晴らしい歩みになっています。

以前の記事でもご紹介した通り、私たちは今年の4月に畑での農業体験を始め、この6月に初めての収穫を迎えました。種をまくところから、実際に育った野菜を目にするまでの過程を通して、良いものは本当に時間をかけて育つものなのだと気づかされました。今日まいた種は、間違いなく明日への収穫につながっています。このように日本で、地元の農業を直に体験する機会をくださったこと、そして私たちを「みんなの畑」に招待してくださった佐々木さんには本当に感謝しています。

数週間前、自分たちが育てた野菜のほとんどを収穫しました。家に持ち帰って調理したのですが、採れたての新鮮な野菜を味わうのはとても嬉しい経験でした。しかし、その日をさらに特別なものにしてくれたのは、畑で出会った4人の素敵な地元の女性たちとの交流でした。彼女たちは親切にも私たちの写真を撮ってくれたり、家に飾るためのひまわりをプレゼントしてくれたり、楽しくおしゃべりをして過ごしてくれました。

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初収穫

彼女たちは、私たちがどこから来て何をしているのかを尋ねてくれました。私たちがダイバーシティ・インストラクターであることを知ると、彼女たちも今、英語を勉強しているのだと嬉しそうに話してくれ、その場で実際に私たちに英語で話しかけてくれたのです! 普段はあまり英語を練習する機会がないそうで、少しの時間でも会話ができて良かったと言ってくれました。農業と、お互いの言語への興味が、私たちをつなぐ素晴らしい方法になってくれました。彼女たちにお会いできて本当に嬉しかったですし、何より、ご年齢に関わらず熱心に英語を学ばれている姿に、とても新鮮な驚きと刺激をもらいました。私が前回の記事に書いた「地域のみなさんと深くつながりたい」という願いが、今まさに少しずつ形になり始めています。

これが、私たちの「1つ目の収穫」です。しかし、カレンダーを振り返ってみると、この6ヶ月間、教室の中で静かに育まれてきた「もう1つの、目に見えない収穫」があることに気づきました。

今日は、地域おこし協力隊のダイバーシティ・インストラクターとして過ごした、私の最初の6ヶ月間の日々を振り返ってみたいと思います。

1ヶ月目:はじめの一歩と、関係づくり

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初めての保育園、初マラソン、初節分。

歓迎会の写真を見るたび、先生方や子どもたちがどれほど温かく私を迎えてくれたかを思い出します。あの瞬間、ここで絶対に楽しい時間を過ごせるだろうと感じました。

最初の頃は、多くの子どもたちが少し恥ずかしがったり、戸惑ったり、好奇心の視線を送ってきたりしていました。だからこそ、まずは関係を築くことが何よりも大切でした。子どもたちの心にある最初の壁を少しずつ取り除き、私自身もこの環境に飛び込んで、みんなと一緒に成長していきたいと思ったのです。初日、ある子から誘われて、すぐに朝のマラソンに加わって一緒に走ったことは今でもよく覚えています。そこから、レゴブロックで遊んだり、海岸へ一緒にお散歩に行って貝殻を拾ったり、毎朝「Good morning!」と挨拶を交わしたりといった、何気ない日々の積み重ねの中で少しずつ信頼関係を築いていきました。

また、初めて経験した「節分」のアクティビティでは、子どもたちと一緒に全力で楽しみながら、オニを追い払いました。

2ヶ月目:園の生活への定着と、イベントの準備

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楽しみ会ランチ、初めての英語活動、土手すべり、野球遊び。

2か月目には、多様性をテーマにした参加型アクティビティを始めました。また、子どもたちと一緒に特別な園外活動へ参加したのもこの時が初めてでした。子どもたちは土手すべりを思いきり楽しみ、とても嬉しそうな様子でした。さらに、みんなでおいしい給食を一緒に楽しむ「楽しみ会」もあり、思い出に残るひとときとなりました。

給食の時間も、私たちの絆を深める大切なひとときでした。隣に座って一緒にご飯を食べながら、子どもたちが不思議に思っていることや、お家での出来事など、いろんなおしゃべりを楽しみました。また、この頃は年長クラスの卒園式の練習シーズンでもありました。彼らと一緒に過ごしたのは実質2ヶ月ほどでしたが、その成長ぶりには本当に誇らしい気持ちでいっぱいでした。「できる show」の練習で、最初は手助けが必要だった子どもたちが、自分の力で上手にひもを巻き、コマを回せるようになっていく姿を見るのはとても感慨深いものでした。大好きな年長クラスのみんなとのお別れは本当に寂しかったです。私たちの英語遊びの時間にもいつも楽しそうに参加してくれていたので、もっと一緒に過ごしたかったなと心から思いました。

3ヶ月目:習慣(ルーティン)の広がりと、新しい仲間

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ドニーさんとマラさんをお迎え、新年度スタート。

3ヶ月目は、さらに新しい始まりの季節となりました。私たちのチームに新しく2人のDI(ドニーとマラ)を迎え、町長とのランチミーティングや、地域活性化を担う他の協力隊メンバーとの出会いもありました。
新学期が始まると、毎日10〜15分ほど、子どもたちと「英語遊び」を行う時間をいただけることになりました。ここから毎日の心地よいルーティンが生まれ、子どもたちの語彙力も増え、毎日の生活の中に新しい言葉が自然と溶け込んでいきました。中には少し恥ずかしがったり、最初はあまり興味を示さなかったりする子もいましたが、私たちは決して無理強いはせず、優しく見守りながら促すことを心がけました。
また、この月には子どもたちが避難リュックを背負って、高台にある避難場所まで歩く避難訓練の山登りにも同行しました。そしてもちろん、この月はみんなで畑に最初の種をまいた大切な時期でもありました。

4ヶ月目:はじめての遠足と、胸が熱くなった誕生日の願い事

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初めての親子遠足、英語あそび、リズム運動。

4ヶ月目になると、季節のイベントを通して、保護者の皆さんとの距離もぐっと近くなりました。普段の送り迎えの時間は少ししかお話しできませんが、遊戯室で行われた遠足では、お父さんやお母さんたちと一緒にゲームをして過ごすことができました。親御さんたちが我が子を本当に温かく応援している姿を見て、胸がいっぱいになりました。

この頃、母の日が近づいていたので、ある女の子に「お母さんに『母の日おめでとう』って伝えた?」と聞いてみました。その子はまだ母の日についてよく知らなかったため、どんな日なのかを説明してあげました。すると、その女の子はお母さんに「母の日おめでとう」と伝えてくれました。 そして間接的ではありますが、園のお母さんに笑顔を届けることができたことが本当に嬉しかったです。そして何より忘れられないのは、ある女の子が自分のお誕生日会の時、将来の夢を聞かれて「大きくなったら、ジェイド先生みたいに英語の先生になりたい!」と言ってくれたことです。「子どもたちの心に、何か少しでも良い影響を与えたい」という私の静かな願いが、美しく形になった瞬間でした。

5ヶ月目:エネルギー全開の運動会と、広がる絆

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お弁当の日、パラバルーン、フルーツサラダ作り、運動会の練習。

5ヶ月目は、子どもたちが「運動会」に向けて毎日一生懸命練習に励む、とても賑やかでエネルギッシュな一ヶ月でした。子どもたちの可能性には、いつも驚かされてばかりです。さまざまな競技や、素晴らしいダンスの発表など、みんな全力を尽くして輝いていました。私たちDIも、日本の先生方のすぐ隣でサポートに入り、文化や国籍の違いを超えた強い一体感 を感じながら一緒に時間を過ごしました。地域全体がひとつになって運動会を成功させようとする温かいエネルギーを見られたのは、素晴らしい経験でした。また、日々の生活の中でも安全への意識を忘れず、避難訓練の練習にもみんなで一緒に取り組みました。

6ヶ月目:ともに成長し、七夕の魔法を感じて

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七夕準備、七夕まつり、英語あそび。

そして迎えた6ヶ月目の今、毎日の英語遊びは、子どもたちにとって自然で楽しい日常のルーティンになっています。みんなの語彙力は驚くほど豊かになり、今では園内のあちこちから、子どもたちが自然と世界の歌を口ずさむ声が聞こえてきます。園の先生の一人は、「私も子どもたちと一緒に新しい英語のフレーズを学べるから、毎日の英語遊びの時間が本当に楽しみなの!」と言ってくださいました。先生方はいつも本当に協力的で、一日の終わりにはいつも、温かい笑顔で「Thank you for your hard work!(お疲れ様でした!)」と英語で声をかけてくださいます。

七夕の準備をしていた時のことです。お誕生日会で「ジェイド先生みたいになりたい」と言ってくれたあの女の子が、短冊 にこう書いてくれました。「おおきくなったら ジェイド先生みたいに えいごおしえることになりますように」。さらに嬉しかったのは、彼女が教室までやってきて、綺麗な花がたくさん詰まった小さな箱を私に手渡してくれたことです。そして七夕の本番では、みんなの前に立って、その願い事を誇らしげに発表してくれました。

また、未満児クラスの子どもたちとも、一緒に七夕の星のディスプレイを作りました。子どもたちの願い事を英語に翻訳し、みんなで一緒に星のカードと彼らの願い事をボードに貼り付けました。完成したディスプレイを見つめながら、私は大切なことを学びました。「子どもたち自身の素晴らしい文化が、世界の目からどう見えているのか、どう共有されているのかを伝えること」――それ自体が、まさに多様性(ダイバーシティ)の素晴らしい実践なのだということです。

この6ヶ月間は、本当に中身の濃い道のりでした。今こうして振り返ってみて、何よりも深く感謝しているのは、私たちダイバーシティ・インストラクターの存在が、子どもたちや先生方の心の中に、目に見える形でポジティプな変化をもたらしているということです。

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ドニー、マラ、ジェイド

ダイバーシティ・インストラクターの仕事は、決して教室の机に座って「A-B-C」を教えるだけのものではありません。避難訓練で一緒に一歩一歩坂道を登ったり、運動会で大きな声で声援を送ったり、卒園式や日々の園の活動の準備をしたり、そして日本の伝統的なお祭りを地域のみんなと全力で祝い合ったり。そうやってコミュニティの真ん中に飛び込み、時間を共にしていくことこそが、私たちの本当の役割なのだと感じています。

畑から収穫した新鮮な野菜たちももちろん素晴らしいですが、この6ヶ月間で子どもたちの心の中にすくすくと育った「愛、自信、そして世界とのつながり」。それこそが、私たちがいただいた何よりも大きな、最高の「収穫」です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!また次回をお楽しみに!💜

フィリピンのことばと豆知識コーナー

今日の言葉:「Ani(アニ)」
意味:収穫(しゅうかく)/成果(せいか)

フィリピンでは農業が日々の生活に深く根ざしており、豊かな収穫(ani)に感謝を捧げる美しいお祭りがたくさんあります。なかでも特に有名なのが、私の故郷であるダバオ地方で毎年8月に開催される「カダヤワン・フェスティバル(Kadayawan Festival)」です。
カダヤワンは、大自然のあらゆる恵みに感謝する壮大な収穫祭であることから、フィリピンの「フェスティバルの王様」とも呼ばれています。街中がカラフルなストリートダンスや美しい花のパレードで埋め尽くされ、ドリアンやマンゴスチン、ランブータンといったダバオ名物の熱帯フルーツが一度に実る豊かな ani をみんなで盛大にお祝いします。

もし8月にダバオを訪れる機会があれば、ぜひカダヤワン・フェスティバルに参加して、ダバオ自慢のさまざまな南国フルーツを味わいながら、この特別なお祭りを体験してみてください!

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Six months, Two Harvests

About six months into my time as a Diversity Instructor, I am deeply grateful to see positive changes around me. Though half a year is still a short time, it has already been a journey I will always look back on with a thankful heart.
As you may have read, we started our farming activity last April, and this June we celebrated our very first harvest. Going from planting the seeds to seeing the actual produce made me realize that good things truly do take time. What we plant today is surely a harvest for tomorrow. I am  grateful to Sasaki-san for inviting us to participate in the "Minna no Hata" giving me my very first opportunity to immerse myself in local farming here in Japan.

A few weeks ago, we harvested most of what we had planted. We took our produce home and cooked it, and tasting the absolute freshness of our own crops was such a rewarding experience. But what made it even more special was the interaction we had with four wonderful local women who were at the farm that day. They kindly offered to take photos of us, gave us some freshly picked sunflowers to display at home, and spent time chatting with us.
They asked where we were from and what we did. When they learned that we were Diversity Instructors, they excitedly shared that they were also learning English! They even tried speaking to us in English right there. They told us they don't have many opportunities to practice, so they were happy to have a short conversation. Farming and a shared interest in English made a beautiful way for us to connect, and it was lovely to see them. We were so surprised and inspired to learn that despite their age, they are still eagerly learning English. The desire I expressed in my  last entry—to connect deeply with this community—is now starting to unfold.

That is our first harvest. But as I look back at the calendar, I realize there is another, invisible harvest that has been growing quietly inside the classrooms over the last six months.

Today, I want to take you on a flashback through those last six months of my life as part of the regional revitalization team, working as a Diversity instructor.

Month 1: First Steps and Building Relationships

Looking at the photos from my welcome ceremony, I remember how I received such a warm welcome from both the teachers and the children. I knew right then that I would have a good time at the preschool.
In the beginning, most of the children showed a bit of reluctance, hesitation, and curiosity, which is exactly why building relationships early on was so crucial. I knew I needed to break down those initial barriers so I could go through the experience and grow through them. Right on my first day, after being invited by one of the children, I jumped right into running the morning marathon outside with them! From that moment on, we built early trust through simple, everyday moments: playing, walking to the shore to collect seashells, and practicing our morning greeting of “Good morning!”

I also got to experience my very first Setsubun activity, jumping right into the fun and playing alongside the children as we chased away the Oni together. 

Month 2: Finding Our Groove and Graduation Preparations

By the second month, we began introducing our interactive diversity activities. It was also my first time joining the children on a special outdoor activity, where they had a wonderful time sledding down grassy hills (dotesuberi). We also enjoyed the Tanoshimikai party, a special occasion where everyone gathered to share a delicious lunch together.

Our bonding continued to grow as we ate meals together, sharing random, fun discussions about anything they were curious about or things they wanted to share from home. This was also the graduation practice season for the oldest class (Nenchou). Even though I had only been with them for about two months, I felt so incredibly proud of what they had become. It was inspiring to watch them show everything they could do for their Dekiru Show presentations, like practicing how to successfully wind and spin a top entirely on their own, that at first they needed help with. It was hard to say goodbye to the Nenchou class because they had already grown  close to my heart. Many of them were so interested and excited during our English activities that I truly wished we had more time together.

Month 3: Growing Routines and New Friends

Our third month brought even more fresh beginnings. We welcomed two wonderful new DIs to our team, Donnie and Mara, and had a memorable lunch meeting with the Mayor, and also met other members of the local revitalization cooperation team.

With the start of the new school year, we were given the opportunity to do an "English Play" every day for about 10 to 15 minutes. This is when we really started building a comforting daily routine and increasing the children's vocabulary, weaving a new language into their daily routine. While some children were still a bit shy or showed a lack of interest, we always made sure never to force anyone, focusing instead on gentle encouragement. This was also the month we accompanied the children on a safety hike to bring their evacuation backpacks (Hinan Ryukku) up to the hillside evacuation area (Hinan Basho), and, of course, it was when we first started planting our seeds in the field.

Month 4: The Ensoku and a Touching Birthday Wish

By the fourth month, seasonal events brought us even closer to the families. While we usually interact with parents briefly during morning drop-offs and afternoon pick-ups, the Ensoku (School Excursion) inside the big hall was the first time we got to meet both parents together and even have the chance to play games with them. It was so touching to see how incredibly supportive they are of their children.

Around this time, Mother's Day was approaching. I asked one of the children if she had greeted her mother yet. Since she didn't know much about the holiday, I explained it to her and told her she could still greet her mom. Later on, she happily told me that her mom was so joyful! It is a common tradition in many parts of the world, and I was so glad to share it with her and indirectly bring a smile to her mother's face. This was also the unforgettable month where one of the children shared during her birthday party (Otanjoubikai) that she wanted to be like me when she grows up, saying she wanted to be an English teacher. My quiet desire to make a meaningful impact on even just one child had beautifully come to life.

Month 5: High-Energy Sports Day and Playground Laughter

The fifth month was a very busy but exciting time as the children started practicing daily for Undoukai (Sports Day). The children never fail to amaze me with what they are capable of doing. From the competitive games to their beautiful dance presentations, they showed so much spirit, and we were right there alongside the Japanese teachers to assist and support, showing camaraderie despite differences in cultures and nationality. It was also wonderful to see how the entire community came together to help make Sports Day a huge success. We also focused on safety and went through our fire/earthquake drill (Hinan Kunren) practices together.

Month 6: Growing Together and the Tanabata Magic

Now, in our sixth month, our English play has become a natural, joyful routine. The children's vocabularies have grown a lot, and you can hear them singing English songs entirely on their own, randomly throughout the preschool. One of the Japanese teachers even told me that she looks forward to the English play every single day because she gets to learn new phrases right along with the kids! The teachers are always so supportive, kindly saying “Thank you for your hard work” in English at the end of every day.
During our Tanabata preparations, the same sweet child who said she wanted to be like me on her birthday wrote her wish on her Tanzaku paper: "When I grow up, I want to teach English like Jeido-sensei." To make my heart melt even more, she came up to the classroom and handed me a little box filled with beautiful flowers, and later proudly presented her wish in front of everyone during the festival.

I also had the wonderful opportunity to create a Tanabata star display with the younger class. We translated their wishes into English and I had them paste the stars and their wishes onto our board. Looking at the finished display, it taught me a beautiful lesson: showing children how the broader world sees and shares their own culture is a form of diversity itself.

The last six months have been quite a journey. Looking back, what I am most deeply grateful for is seeing how our presence as Diversity Instructors is positively impacting the hearts of these children and the teachers.

Diversity Instructor isn't just about sitting in a classroom teaching "A-B-C"—it means hiking up hills during evacuation drills, cheering at sports day, prepping for graduation and school activities, and celebrating traditional festivals right alongside the community! 

The fresh vegetables we gathered from the field are wonderful, but the love, confidence, and connection growing in these children? That is the greatest harvest of all.

第38回【公共施設の利活用・運営研究】 講演記録1 「インフラ崩壊」は他人事ではない ― 根本祐二先生が語る、これからの公共インフラ(前編)by 江坂

2026年7月4日 21:45

こんにちは、白浜町地域活性化起業人のえざかみきです。

前回の記事では、PPP/PFI(ピーピーピー・ピーエフアイ)が「公共施設・社会インフラや地域づくりを、行政と民間企業が一緒に作り、支える仕組み」であること、なぜ今それが求められているのかということをお話しました。

今回も引き続き『公共施設の利活用・運営の研究に関すること』をテーマに、公共インフラのこれからについて考える内容をご紹介します。
今回は、令和7年11月28日に開催された公民連携フォーラムにおいて、東洋大学名誉教授の根本祐二先生が講演された基調講演「インフラ崩壊と省インフラへの転換」の講演記録を取り上げます。
本講演は、単なるインフラ老朽化問題の現状整理にとどまらず、「これから自治体はどのようにインフラと向き合うべきか」という政策転換の方向性を示す内容でした。

自治体職員だけでなく、地域で暮らす住民にとっても、これからのまちづくりを考える上で重要な視点が含まれています。

本稿では、講演内容の前半部分を前編としてご紹介します。

講演者紹介

根本祐二先生は、日本政策投資銀行において地域開発やインフラ投資に長年従事された後、東洋大学教授としてPPP/PFIやインフラ政策の研究を牽引されてきた専門家です。現在は東洋大学名誉教授として、国や自治体の政策形成にも深く関与されています。

著書「インフラ崩壊」などでも知られ、実務と学術の双方からインフラ問題を捉える数少ない存在です。

1.現状認識:インフラ老朽化は「静かに進行する危機」


講演ではまず、インフラ老朽化の現実について具体例が提示されました。

例えば、埼玉県八潮市の下水道管の劣化を起因とする道路陥没事故は、年間約3,000件発生しているとされており、決して例外的な問題ではありません。

特に重要なのは、地下深部における劣化の把握には技術的限界がある点です。現在の点検技術では概ね地下2m程度までしか確認できず、5〜10mの深さにあるインフラの状態は把握が困難とされています。

これはすなわち、「把握しきれないリスクを抱えたまま運用している」状態であることを意味します。

2.本質的課題:更新投資は構造的に不足している

さらに重要なのは、老朽化そのもの以上に「更新できない構造」にあります。

高度経済成長期に集中整備されたインフラは、同時期に更新時期を迎えていますが、現在の財政状況ではそのすべてを更新することは不可能です。
具体的には、公共投資の規模はGDP比で過去約10%であったのに対し、現在は約5%に低下しています。
橋梁を例にとると、1970年代には年間約1万本整備されていた一方、現在の架け替えは年間200本程度にとどまっています。

このギャップは極めて大きく、仮に「すべて更新する」前提に立てば、公共投資を過去水準まで戻す必要がありますが、それは現実的ではありません。

つまり、「全量更新」は前提として成立しない。
これが、インフラ問題の核心です。


3.政策転換の必要性:「量の維持」から「機能の維持」へ

このような状況を踏まえ、根本先生はインフラ政策における発想転換の必要性を指摘されています。
従来は、

  • インフラは基本的に維持・更新するもの

  • サービスは施設の存在によって提供されるもの

と捉えられてきました。しかし今後は、「全てを維持することはできない」ことを前提に機能をどう残すかを考える必要があります。

すなわち、インフラの量を維持するのではなく提供すべきサービス(機能)を基準に再設計するという「サービス志向への転換」が求められます。

後編に続く

今回(前編)では、根本先生によるインフラの維持に関する現状や限界、本質的課題に係る内容をご紹介しました。
次回(後編)では、根本先生が示された社会インフラに関する政策転換の方向性や省インフラという考え方についてご紹介します。

出所:『ふるさとVitalization』2026 April vol.167

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総務課 企画政策係
〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1600番地
電話:(0739)43-5555 ファックス:(0739)43-5353

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