白浜町立日置小学校:学校の概要

更新日:2025年11月28日

学校の概要

本校の校区は、日置川の河口に位置し、北に田野井地区、東に塩野地区、南に伊古木地区、西に市江地区がある。校区の人口は、令和6年3月末現在1,684人(男812人・女872人)《世帯数963》であり、その多くは日置地区に住んでいる。

本校は旧日置川町の中心地にあり、周辺には白浜町役場日置川事務所をはじめ日置川教育事務所、日置川拠点公民館、日置川消防署等の官公署諸機関や銀行が集まっている。当地域は明治時代より、日置川流域から伐り出される木材の集散地として栄え、最盛期の昭和30年代には、700〜800人の人々が木材製品を阪神や京浜方面へ送り出す機帆船に乗り組んだり製材所で働いたりしていたといわれている。しかし、昭和40年頃からは外材の輸入や経済界の不況の波をまともに受けて木材関連の産業は下降の一途をたどり、かつては十数軒あった製材所も次第に減少し、今では操業しているところはない。そのような産業の衰退もあり、人口の減少が地域の大きな課題にもなっている。かつての製材業にかわる地場産業がないため、町外に仕事を求める人が多い。また、最近では、町内の食品工場やスーパーなどで働く等、共働きをしている家庭が増えてきている。地域の高齢化が急速に進みつつある。このように、校区の就労状況・人口率も時代とともに大きく変化してきている。

児童数の推移も同じである。約40年前には300人余りいた児童数も、10年前には100人を下回り、本年度は、全校児童35名である。令和元年度より一部複式学級編成ともなっている。

一方、志原には昭和46年度に国体テニス会場になった町営のテニスコートがあり、年間を通じて中学、高校生や大学生、社会人の試合や大会が開かれ、周辺の民宿も利用されるなど、テニスの盛んな町としても有名である。テニスコートは平成27年度開催の国体に向けて改修され、コートが20面ある大型テニス場として整備された。コート前にある道の駅(海来館)なども有名になってきている。

学校行事等における保護者の出席率はよく、育友会活動も熱心である。地域の方々も教育活動に実によくご協力くださる。コロナ禍前には、図書ボランティアの活動も熱心に行われており、平成19年度には読書活動優秀実践校として、本校が文部科学省より表彰された。令和7年に創立150周年を迎えるにあたり、令和6年11月に祝日置小学校150年祭を開催した。

所在地

〒649-2511
和歌山県西牟婁郡白浜町日置979の1
電話番号 0739(52)2049
ファックス 0739(52)4096

(イラスト)所在地

校歌

作詞:熊代 義一 作曲:北原 雄一
一、 虹だ 大空 ほのぼのと
天地をつなぐ 夢のいろ
未来を開く こころざし
高くかかげて きょうの日を
力いっぱい 学ぶのだ
ひき ひき 日置小学校

二、 海だ 八潮路 はるばると
世界をめぐる 潮のいろ
未来を創る こころばえ
強くたもって きょうの日を
せいいっぱい 生きるのだ
ひき ひき 日置小学校

校舎配置図

(イラスト)校舎配置図

お問い合わせ先

教育委員会 総務学事係
〒649-2211 和歌山県西牟婁郡白浜町1600番地
電話:(0739)43-5830 ファックス:(0739)43-5665

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