白浜町清掃センター

更新日:2016年3月1日

(写真)白浜町清掃センター

事業主体 白浜町
施設名 白浜町清掃センター
所在地 和歌山県西牟婁郡白浜町保呂749番地
敷地面積 8,433平方メートル

建築面積 2,086平方メートル
炉形式 旋回流型流動床焼却炉
処理能力 27.5トン/16時間×2炉、計55トン/日
着工 平成6年1月19日
竣工 平成7年3月31日

焼却施設概要

処理能力

27.5トン/16時間×2炉=55トン/日(一般可燃ごみ、49トン/日・下水汚泥 6トン/日)

ごみピット容量

620立方メートル

炉の形式

准連続燃焼式(旋回流型流動床焼却炉)

焼却条件

  1. 内温度、焼却炉出口温度800度以上950度以下
  2. 焼却残渣の熱酌減量、3%以下

流動床焼却炉とは?

焼却炉の中に直径約2ミリメートルの砂を入れ、下から空気を入れて砂を浮かせます。これが流動層の状態です。流動層の状態の砂を550度〜650度に熱し、砂の中にごみを入れて焼却するのが流動床焼却炉です。投入されたごみは、強く旋回運動をする砂に巻き込まれ砂中で燃焼します。

排ガス基準値

排ガス基準値
項目 国基準値 白浜町基準値 目標値
ばいじん(ダスト濃度) 0.25グラム/N立方メートル以下
酸素=12%
0.02グラム/N立方メートル以下 0.02グラム/N立方メートル以下
流黄酸化物(一酸化硫黄 ) K値17.5以下 K値3.5以下 50パーツ・パー・ミリオン以下
窒素酸化物(窒素酸化物) 250パーツ・パー・ミリオン以下 150パーツ・パー・ミリオン以下 130パーツ・パー・ミリオン以下
塩化水素(塩酸) 700ミリグラム/N立方メートル以下
酸素=12パーセント
200パーツ・パー・ミリオン以下 120パーツ・パー・ミリオン以下
ダイオキシン類 10ナノグラムトキシックイクバレンツパーN立方メートル以下 5ナノグラムトキシックイクバレンツパーN立方メートル以下 5ナノグラムトキシックイクバレンツパーN立方メートル以下

 

ダイオキシン対策(ダイオキシン類発生防止等ガイドラインに準拠)

  1. 焼却温度を800度以上とする。
  2. ガス滞留時間を2秒以上保つ。
  3. 連続測定器の設置。ダスト濃度計、塩化水素濃度計、4分析計(窒素酸化物・一酸化硫黄・
  4. 一酸化炭素・酸素)
  5. 電気集塵機ではなく、バグフィルターの設置。
  6. 集塵機入口温度を200度以下にする(現在180度にて運転)。

騒音基準値(敷地境界において)

  1. 昼間(午前8時〜午後8時) 65ホーン
  2. 朝・夕(午前6時〜午前8時・午後8時〜午後10時) 55ホーン
  3. 夜間(午後10時〜午前6時) 45ホーン

おもな設備の概要

受入供給設備

ごみ計量機1基、 ごみ投入扉2基、 ダンピングボックス1基、 ごみクレーン(バケット予備)1基

燃焼設備

給じん装置2基、旋回流型流動床焼却炉2基

燃焼ガス冷却設備

水噴射ガス冷却室2基

排ガス処理設備

バグフィルタ2基、塩化水素除去設備2基

給排水設備

1式

排水処理設備

1式

余熱利用設備

湯設備1式、空調設備(暖房)1式

通風設備

一次押込送風機6基、二次押込送風機2基、排ガス冷却器2基、誘引送風機2基、煙突(角型意匠)59メートル 1式

灰出し設備

不燃物排出装置2基、不燃物移送コンペヤ1基、磁選機1基、不燃物鉄分バンカ(鉄分、不燃物中仕切付)1基

灰ホッパ

灰コンベア3基、灰固化装置1式

電気・計装制御装置

中央制御室集中管理方式1式

お問い合わせ先
生活環境課 清掃センター
〒649-2321 和歌山県西牟婁郡白浜町保呂749番地
電話:(0739)45-3800 ファックス:(0739)45-3801

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